初めまして、プロデューサーの田下啓子です。
2017年の秋から準備をはじめ、昨年の6月から遠野の撮影に入りましたが、約80日間のロケを終えて、この10月6日にクランクアップいたしました。
お世話になった遠野の皆さんのあふれるほどのご厚意に心より深く、感謝いたします。
約1年半のロケ中、なにひとつ嫌なことにも、嫌な人にも会いませんでした。
ただただ美しい遠野の四季の風景にため息し、その懐で心癒されながら、人懐っこい遠野の人々との出会いで、いつも心は喜びでいっぱいでした。
なぜ、遠野なの?
都会とここは(遠野)は何が違うのか?
一言でいえば、遠野はデジタル文明でスレていないのです。
カチャカチャと忙しく、絶えずノイズに囲まれ、刻々と変化するデジタルのt文明に追い詰められる都会に比べ、遠野の町も郊外もアナログのままです。
まるで時間が止まっているかのように、文明でスレからされていないのです。
時間がゆっくりと流れ、おおいなる自然が悠々としてあり、山が、田んぼが、畑が、牧場が、空が、雲が、風が、そのまま私たちを包み込んでくれます。
目に飛び込んでくる風景はやさしくまるで神の掌にいるかのように私を浄化してくれました。
あゝまだまだ、遠野に行きたいなあ~!
今日から、ほぼ毎日、コラムを書きたいと思います。
映画に関するエピソードも、映画とは関係ないことも、書いていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
ガラス絵館から、映画の許可がおりましたので、さっそく遠野に出かけました。この写真は、そのとき途中で撮った花巻の段々畑です。
この風景は、予告編に出てきます。
2018年11月の秋です。
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